ココロの復興

チルドリンでは『震災復興』は、『ココロの復興』だと想っています。物理的なことは、もちろんですが、『充足感のあり方』だと捉えています。小さなおにぎりでも幸せな人もいれば、同じ大きさでも「なんだ、これだけ?」って不満足な人もいる。とっても不思議な現象です。みんなで『感謝』のココロを養えば、つながることも支え合うことも容易に感じます。いろんな出来事により、たくさんなことを経験したこの6年間、それをマーケットと捉えた『チルドリンの防災』、ママたちの小さな優しいココロをかさねて、動きはじめたいと想います。

下記は、翌年2012年の3月11日Facebook投稿。ホントに苦しい毎日でした。

3・11私のできること、チルドリンでできること、日本全国のママがつながればできること。大きなことは、小さなことの集合でしかありません。教えられたのは、地域社会の形成だと感じ、全国のママまつりに取組みました。地域のどんなタイプ別ママも膝を突合せる【場】が必要です。もし、今後、生死をわけるような出来事が起こったとしたら、自分の家族だけで自分の子どもを助けることが、できそうですか?私は、日本の女性が母性を集結させれば、日本の全ての子どもを守ることが容易だと感じます。ご自身の趣味嗜好の主張が尊重される昨今、もちろん素晴らしいことだと感じます。ただ、有事には、持論を振りかざさずに、まずは、お互いを受け入れる公共の感覚をもち社交すること、これが『つながる』ことだと感じます。その社交場を準備することが、まず、チルドリンでできること。ただただ、取組みます。